世界大百科事典(旧版)内のkneejointの言及
【関節】より
…高年者に多い大腿骨頸部骨折が治りにくいのは,このことにも原因がある。先天性股関節脱臼
[膝関節knee joint]
大腿骨下端と脛骨上端との間の関節で,そのほか関節の前面にある大腿四頭筋の腱のなかにある膝蓋骨も関節の構成に関与している。1軸性の蝶番関節でひざの屈伸を行うが,ひざを曲げた位置では,さらに足の内旋や外旋ができる。…
【ひざ(膝)】より
…膝窩は上方に頂点を向けた三角形をなすが,この2辺は半腱様筋および半膜様筋の下端と大腿二頭筋の下端からなり,底辺は腓腹筋の起始部からなる。膝関節knee jointは大腿骨の下端と脛骨の上端と膝蓋骨の後面との間にある関節で,この関節で下肢がひざのところで後のほうへ折れ曲がることができる(腓骨は膝関節には関係していない)。関節囊は大腿骨下端の周縁から起こって脛骨上端の周縁に付いているが,そのほかに内側および外側の〈側副靱帯〉,関節腔内にある〈膝十字靱帯〉をはじめ多数のじょうぶな靱帯によって,骨の結合が強化されていると同時に,運動の方向と範囲が制限されている。…
※「kneejoint」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」