世界大百科事典(旧版)内のL関数の言及
【解析的整数論】より
…このことは,A.M.ルジャンドルによって予想されていたが,ディリクレは1837年にこの定理の証明を与えた。ディリクレは,ζ(s)に指標χを付けたL関数と呼ばれる関数,を考え,この関数の1での値L(1,χ)が0でないことから上の定理を導いた。このようにディリクレは解析学が整数論において重要な方法となり得ることを示した。…
※「L関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」