世界大百科事典(旧版)内のLane,H.の言及
【恒星内部構造論】より
…恒星の内部深くでは,物質がどのような温度や密度の状態にあり,そこでどのような反応が起こっており,その結果として,恒星はどのような性質を示すかを明らかにしようとする理論。恒星の内部構造を初めて定量的に取り扱ったのは,レーンH.LaneやエムデンR.Emdenで,19世紀の終りから20世紀初頭のことであった。彼らは恒星の内部における温度や圧力の分布を計算し,恒星が自分自身の重みにもかかわらず,つぶれてしまわないほどの高温,高圧になっていることを示した。…
※「Lane,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」