Langlois,H.(その他表記)LangloisH

世界大百科事典(旧版)内のLanglois,H.の言及

【ヌーベル・バーグ】より

…《レクラン・フランセ》第144号)といった先駆的なマニフェストがあったことも忘れてはならない。とくにバザンの影響は大きく(〈作家主義〉という表現を最初に使ったのもバザンだった),彼は,古今東西の映画を上映して映画史を教えたシネマテーク・フランセーズの事務局長アンリ・ラングロアHenri Langlois(1914‐77),〈映画は人なり〉と教えたジャン・ルノアール(ピエール・カストやジャック・リベットは助監督についたこともある),そして〈ヌーベル・バーグ〉の若い作家たちのシナリオを読んでアドバイスを与えたロベルト・ロッセリーニとともに,〈ヌーベル・バーグ〉を育て上げた偉大な父親的存在であった。 〈カイエ・デュ・シネマ派〉の注目すべき活動は,日本映画史における鳴滝組を想起させるような,仲間どうしによるシナリオの合作や映画の共同企画・製作を積極的に行ったことである。…

※「Langlois,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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