世界大百科事典(旧版)内の《Lapsychologiedesfoules》の言及
【ル・ボン】より
…もともと医者として出発したのであるが,その広範な関心に導かれて考古学や人類学を遍歴し,しだいに社会心理学へとかたむいていった。彼の名を不朽ならしめたのは,なんといっても1895年の《群集心理La psychologie des foules》である。群集とは,そのなかですべての個人が意識的な人格を完全に喪失し,操縦者の暗示のままに行動するような人間集合体である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」