世界大百科事典(旧版)内のlay-offの言及
【帰休制度】より
…一時帰休の場合には,労働基準法に基づき使用者に平均賃金の60%以上の休業手当を支払うことが義務づけられているが,この時期の休業手当には平均賃金の60%をかなり上回るものが多く,休業の期間とも関連するが100%のものもみられた。 一時帰休制度と似たものにアメリカのレイオフlay‐offがあるが,これは,再雇用の可能性をもつとはいえ,雇用関係がなくなる解雇であり,一時帰休制度の場合雇用関係が継続しているのとは異なる。もっとも,1950年代の一時帰休制度には,再雇用の条件つきながら,一時帰休者は離職者とみなされたうえ失業保険金を支給されるものもあった。…
※「lay-off」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」