世界大百科事典(旧版)内のLeGardeMeubleImperialの言及
【アンピール様式】より
… とくにアンピール様式で名高い家具は,帝国の公共機関や役人,実業家たちのために数多く制作された。帝国家具製作所Le Garde Meuble Imperialのみならず,当時のパリだけで2000人を数えたという家具師(エベニスト)が制作に携わり,ルイ15世様式以来の家具芸術の全盛期を生んでいる。ここでも,明快な線,稜角をもち,豪奢(ごうしや)な鍍金ブロンズで飾られたマホガニー製の執務机など公的家具が中心で,婦人用家具は,鏡台を除いて数少ないのが,この時代の特徴を示している。…
※「LeGardeMeubleImperial」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」