世界大百科事典(旧版)内のLehrlingの言及
【ギルド】より
…それがツンフト闘争とよばれる運動である。この頃ギルド内でも親方Meister,職人Geselle,徒弟Lehrlingの階層(徒弟制度)が生まれ,技術水準の維持が計られると同時に職人も兄弟団を結成し,親方に対抗する姿勢をとり始めた。この兄弟団はやがて職人組合Gesellenverbandへと発展してゆくことになる。…
【職人】より
…
[ギルドと徒弟制度]
都市が成立するとこの二つの手工業者の伝統は,都市内に生まれた手工業者層のなかに流れこんでゆく。都市の手工業者身分は親方Meister,職人Geselle,徒弟Lehrlingの三つの階層(徒弟制度)に区分され,この三者を職人Handwerkerとして総称する。親方が構成する手工業組合(ギルド,とくに手工業者のギルドをツンフトとよぶ)は相互扶助を行う兄弟団として組織されていた反面で,親方は職人,徒弟に対して家父長的支配を行使していた。…
※「Lehrling」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」