世界大百科事典(旧版)内のleptomeninxの言及
【髄膜】より
…第2の膜をくも膜arachnoideaといい,第3すなわち最も内側の膜を柔膜pia materという。この二つはいずれも薄い膜で,両者は多数の結合組織束によって相連なっており,合わせて軟膜leptomeninxと呼ばれる。そのうち柔膜は脳や脊髄の表面にぴったりとくっついていて,それらの表面に深い溝があると,溝の底まで入り込んで表面をおおっているが,くも膜は溝の中に入らないで,その入口の近くで対岸に越えている。…
※「leptomeninx」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」