世界大百科事典(旧版)内のLeucadendronの言及
【ギンヨウジュ】より
…南アフリカ原産のヤマモガシ科の常緑高木で,銀白色の葉が木全体に密につき美しい。現地などでは庭園木として利用されているが,日本では夏季に雨が多いため,根が腐りやすく育てにくい。葉は披針形で両面に絹状の短毛が密生し,長さ約7cm,幅約2cmで葉柄がなく枝に密着する。乾燥地に育っているため葉質はかたく,また落ちにくい性質があるので,古い葉が枝の基部にまで残り,木全体が葉におおわれる。雌雄異花,マツの球果状で径3~5cmの頭状花をつけ,黄白色である。…
※「Leucadendron」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」