《LivländischeReimchronik》(その他表記)LivlandischeReimchronik

世界大百科事典(旧版)内の《LivländischeReimchronik》の言及

【リボニア年代記】より

…一つは修道士ヘンリクス作とされるラテン語の《リボニア年代記Henrici chronicon Livoniae》で1184年から1227年までの記録である。いま一つは著者不明の1万2017行からなる中世高地ドイツ語の《リボニア押韻詩年代記Livländische Reimchronik》で,1236年からドイツ騎士修道会がリボニア全域の支配を確立した90年までの歴史を収めている。両年代記とも12世紀以来ラトビアのダウガバ川(ドイツ名デュナ川)流域に到来したドイツ人商人の活動から始め,ついでキリスト教布教を名目にリガを根拠地としてリボニア地方を席巻した刀剣騎士修道会Schwertbrüderorden(1202‐36),そののちドイツ騎士修道会と合同したリボニア騎士修道会(1237‐1561)の原住民との抗争史を詳しく報告している。…

※「《LivländischeReimchronik》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android