世界大百科事典(旧版)内のLophophorawilliamsiiの言及
【サボテン】より
…カカク(花角)E.pentalophus var.procumbens (Eng.) Krainz(イラスト)は,直径8cmもある赤桃色の花をつける。球形のサボテンは黄色のとげのキンシャチ(金鯱)Echinocactus grusonii Hildm.(イラスト),中央のとげが扁平のフェロカクトゥス属Ferocactusなどの大型種から最小のサボテンで直径が1cm以下のフライレア属Frailea,とげがまったくないカブトマル(兜丸)Astrophytum asterias (Zucc.) Lem.(イラスト)やウバダマ(烏羽玉)Lophophora williamsii (Lem.) Coult.(イラスト),いぼ状の突起でおおわれたマミラリア属Mammillaria,いぼが大きな三角形状に変形したアリオカルプス属Ariocarpus,いぼが角ばらずに棒状に長く突出したコウザン(晃山)Leuchtenbergia principis Hook.(イラスト),稜が80にもおよぶエキノフォスロカクトゥス属Echinofossulocactus,とげがワラジムシのようなセイコウデン(精巧殿)Pelecyphora pseudopectinata Backbg.(イラスト)など実に多様である。
[利用]
メキシコではウチワサボテン類の新梢のとげを落として野菜として使う。…
【メスカリン】より
…メキシコ産の小さなサボテンLophophora williamsiiからとれる精神展開薬で,幻覚を起こす。メキシコやアメリカ南西部のインディアンが,このサボテンの先端を切って乾かしたペヨーテを食べて神の実在を体験するために,16世紀中ごろから使用していた。…
※「Lophophorawilliamsii」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」