世界大百科事典(旧版)内のLudwig,O.の言及
【ルートウィヒ】より
…ドイツ写実主義の作家。彼が提唱した理想主義と自然主義の統一を目ざす〈詩的写実主義〉は,19世紀後半の自然主義に至るまでの時代を表す文学史上の概念として今日も使用される。チューリンゲンのアイスフェルトに生まれ,最初ライプチヒで音楽を学ぶ。その後文学に転向,シェークスピアに感銘して劇作家を目ざし《世襲山林監督》(1853)などの悲劇を書いたが,本領は小説にある。代表作は屋根葺師兄弟の争いを描く心理小説《天と地の間》(1856)。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」