世界大百科事典(旧版)内の《Lunatucumana》の言及
【ユパンキ】より
…1929年に処女作の歌曲《インディオの道Camino del indio》を書く。30~40年代を通じ,詩人・音楽家としてしだいに認められ,1950年前後,《トゥクマンの月Luna tucumana》《牛車にゆられてLos ejes de mi carreta》ほかを発表し,また左ききに構えるギターの演奏,渋く奥深い語り口をもつ歌とにより,フォルクローレ(民謡に基づく民衆音楽)界の第一人者となった。かたわら《インディオの道Cerro Bayo》(1946),《インディオのしらべ》(1947),自伝風な《風の歌》(1965)など優れた著作や詩集も発表,映画の製作にも手を染めるなど,多方面からアルゼンチンの郷土精神,土に生きる自然児の魂を称揚してきた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」