世界大百科事典(旧版)内のLundaの言及
【ムワタ・ヤンボ王国】より
…かつて中部アフリカに存在していたルンダ族Lundaの王国。ムワタ・ヤンボMwata Yamvoという称号をもつ支配者に統治されていたことからこの名がある。…
【ルバ王国】より
…ルバ族Lubaを中心にした多様な民族集団,従属王国,首長領を影響下に収めたためルバ帝国とも呼ばれる。緊密な関係のあった西隣のルンダ王国Lunda(あるいはルンダ帝国)とともに,ルバ・ルンダ文化の影響は,コンゴ民主共和国南部の熱帯雨林の南の縁にあたるサバンナ地帯全体(タンガニーカ湖西岸まで)に及んだ。ルバ王国はアフリカ中央部を横断する通商ルートの中央部を占め,19世紀に最盛期に達したが,19世紀末には外部勢力(アラブの奴隷狩り,西欧列強)の影響や内部での王位継承をめぐる紛争で弱体化し解体した。…
※「Lunda」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」