世界大百科事典(旧版)内のlunggangreneの言及
【肺化膿症】より
…しかし,ブドウ球菌もしくは肺炎杆菌による肺炎のように,肺実質の破壊傾向があり膿瘍をつくることもしばしばみられる場合,両者の区別は必ずしも明確ではない。従来は好気性菌感染による肺膿瘍lung abscessと,嫌気性菌感染による肺壊疽(はいえそ)lung gangreneの二つに区別したが,混合感染例も多く両者を判然と区別するのは困難なこともあり,両者を総括して肺化膿症と呼んでいる。抗生物質の導入により発生頻度は激減し,死亡率も著しく低下した。…
※「lunggangrene」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」