世界大百科事典(旧版)内のManutius,P.の言及
【マヌティウス】より
…イタリアの人文主義者,出版者。イタリア名Aldo Manuzio,本名Teobaldo Manucci。フェラーラでグアリーノGuarino da Veronaに師事してギリシア語とラテン語を学び,カルピの貴族の家庭教師を務めた後,特にギリシア古典研究を振興させる目的で1495年ころベネチアに印刷所を起こした。ムスロスやラスカリスなどビザンティン帝国からの亡命学者の協力の下に,主として自ら校訂編集も手がけ,生涯に96点27冊に上るギリシア古典作品と入門書を出版して,その普及に貢献した。…
※「Manutius,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」