世界大百科事典(旧版)内のMariotteblindspotの言及
【視野】より
…すなわち,視線に当たるところは尖塔のように視覚感度はとびぬけて良好で,その外側15度付近には垂直の穴があり,中心から周辺に向かってなだらかに傾斜し,やがて断崖のようにきりたって,最後は一気に海中に没するように視覚感度は0となる。尖塔付近の垂直の穴が,マリオット盲点Mariotte blind spot(単に盲点ともいう)と呼ばれるものであり,視細胞が欠けた視神経乳頭部に対応する。臨床的には,この立体像は平面図と断面図で表現され,前者は主としてゴールドマン視野計で,後者はチュービンガー視野計で測定される。…
※「Mariotteblindspot」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」