masswasting(その他表記)masswasting

世界大百科事典(旧版)内のmasswastingの言及

【浸食作用】より

…雪食や霜食などを含む比較的寒冷な気候下での地形営力は周氷河作用periglacial processと総称される。
[その他の浸食作用]
 特定の外作用によらないが,斜面上の風化層など未固結物質が重力によって移動されるタイプの浸食がマス・ウェースティングmass wasting(マス・ムーブメント)である。地すべり,崩壊,岩屑なだれ,クリープ(土壌匍行),ソリフラクションを含み,重力浸食とも呼べる。…

【地形】より

…これにより既存の土地利用や工作物が破壊され,土地保全上の由々しい問題をひき起こす。地すべりや崩壊も谷間地域における地形営力の一つで,総括してマスウェースティングmass wasting(重力浸食)と呼ばれ,結果として特色ある地形が生ずる。なかでも,地すべりは特定の地質に限られて起こりやすい。…

【マス・ムーブメント】より

…したがってマス・ムーブメントは,斜面物質を除去して地表を削剝し低下させ,斜面の地形発達に重要な役割を果たしている。本来の語意からすれば,マス・ウェースティングmass wastingの語をあてるのが適当とする意見もある。訳語としては物質移動が提唱されているが,あまり一般化していない。…

※「masswasting」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む