世界大百科事典(旧版)内のMcPhee,C.の言及
【ガムラン】より
… 1889年のパリ万国博覧会に,中部ジャワとバリの大編成青銅ガムランと舞踊が参加したことに起因して,ドビュッシーをはじめとするフランス近代の作曲家たちが,その作風にガムラン音楽の影響を受けていることは,よく言及される。一方,1920年代以降,現地に長期滞在した欧米の研究者や芸術家のうち,J.クンストやマクフィーC.McPhee(1900‐64)らによってすぐれた研究書や,作品が生み出されている。1960年代以降,欧米の高等教育機関において,民族音楽学の一環として,楽器を購入し演奏家を招いてガムラン音楽の演習が行われている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」