世界大百科事典(旧版)内のmegaloblasticanemiaの言及
【貧血】より
…遺伝性で赤血球の細胞膜,酵素ないしヘモグロビンの異常によるもの,後天性で自分の赤血球に対する抗体が生じて起こる自己免疫性溶血性貧血,Rh血液型不適合妊娠による新生児溶血性疾患など,多くの原因によるものがある。 巨赤芽球性貧血megaloblastic anemiaビタミンB12ないし葉酸はDNAの合成に必要である。したがって,これらの欠乏はDNA合成障害,ひいては核の成熟障害を起こし,分裂,増殖の盛んな造血細胞ことに赤血球は産生障害を起こして,貧血を生じる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」