世界大百科事典(旧版)内のMegascolidesaustralisの言及
【フトミミズ(太蚯蚓)】より
…また現在までに報告されていた150種ほどの種類がイーストンによって整理されて36種と大幅に減り,日本固有種も減少して20種ほどになった。この科の1種Megascolides australisはオーストラリア南西部にみられ,自然状態でよくのびると2.1mにもなる。解熱剤の〈地竜〉はほとんどがフトミミズ科の種類を乾燥したものである。…
【ミミズ(蚯蚓)】より
…
[形態]
体は円筒状で細長く,前方に口,後方に肛門が開き,多くのほぼ同じ大きさの環節に分かれている。体長10cm内外,環節数100~200くらいのものが多いが,ミズミミズ科のChaetogaster annandaleiのように体長0.44mm,太さ0.13mmのごく小さいものや,フトミミズ科のMegascolides australisのように体長2.2mにもなる巨大なものがある。頭部には触手や眼などの感覚器官はなく,各体節に細かい剛毛が四つの束になっているか,体の周囲をとりまいて並んでいる。…
※「Megascolidesaustralis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」