世界大百科事典(旧版)内のMerrifield,R.B.の言及
【化学】より
…サンガーFrederick Sanger(1918‐ )は2,4‐ジニトロフルオロベンゼンによる末端基標識法を駆使してインシュリンのアミノ酸配列順序の決定に成功した。この手続はしだいに自動化される一方,ポリペプチドの合成もメリフィールドR.B.Merrifieldらの固相合成法によって高度に選択的に行われるようになった。天然物のなかでも二次代謝産物の構造決定と全合成は20世紀有機化学者の大きな課題であった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」