metiamide(その他表記)metiamide

世界大百科事典(旧版)内のmetiamideの言及

【抗ヒスタミン薬】より

…この化合物は毒性の強さから実用にはならなかったが,その後膨大な数の抗ヒスタミン薬が開発・使用され,現在でも相当数のものが使用されている。H2遮断薬は,フランスの製薬会社スミス・クライン・アンド・フレンチ社のブラックBlackらが約700種の化合物の中からブリママイドbrimamide,次いでメチアマイドmetiamideという化合物が従来の抗ヒスタミン薬で拮抗されないヒスタミンの作用に拮抗することを見いだし(1972),これがH1作用,H2作用という概念を生む端緒となった。これらは実用化には至らなかったが,次いで開発されたシメチジンは,ヒスタミンの胃酸分泌を抑制することから,胃潰瘍治療薬として実用化されるに至った。…

※「metiamide」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android