世界大百科事典(旧版)内のMichon,J.H.の言及
【筆跡学】より
…書かれた文字の図形的特徴,大小,筆圧などを分析することによって,その人物の精神的特徴,性格との関連を明らかにしたり,書き手の異同を判別する学問領域であり,書相学ともいう。この方面については,古くから関心がもたれていたが,フランスのミションJean‐Hippolyte Michon(1806‐81)によりグラフォロジーgraphologieという名称が初めて与えられ(1871),クレピュー・ジャマンJules Crépieux‐Jamin(1858‐1940)により理論的発展をみた。これに対してドイツのL.クラーゲスは,行動は内的精神の現れであり,筆跡は全体把握が重要とする独特の哲学的理論を基礎にした筆跡学をうち立てた。…
※「Michon,J.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」