世界大百科事典(旧版)内のMohammadZia-ul-Haqの言及
【パキスタン】より
…しかし,1971年の戦争以降も非常事態宣言を解除しない強圧姿勢,バルーチ族の反乱(1973‐77)への弾圧,〈社会主義化〉によって特権を奪われた一部階層と生活向上への期待が満たされなかった社会的底辺層の不満が急激に反政府運動に転化された。77年7月にジア・ウル・ハクMohammad Zia‐ul‐Haq陸軍参謀長がクーデタを決行,戒厳令を布告して1973年憲法を停止,議会を解散した。こうして,パキスタンの議会制民主主義は再び軍政に地位を譲った。…
※「MohammadZia-ul-Haq」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」