世界大百科事典(旧版)内のMorais,C.deの言及
【ポルトガル】より
…アフォンソ5世(在位1438‐81)の宮廷画家ゴンサルベスがリスボン派の総帥で,彼の《聖ビセンテ(ウィンケンティウス)の多翼祭壇画》(6枚)は,海洋国ポルトガルの一大ドキュメントであると同時に,15世紀ヨーロッパ絵画の最高傑作の一つである。ルネサンス期にはイタリアの影響も波及し,肖像画家モライスCristóvão de Morais(16世紀後半活動)らが活躍,18~19世紀にもビエイラFrancisco Vieira Portuense(1765‐1806),〈ポルトガルのゴヤ〉と呼ばれるセケイラDomingos de Sequeira(1768‐1837)を生んだ。【神吉 敬三】
[音楽]
ポルトガルの音楽は,通常スペイン音楽に付随するもののように扱われるが,実際は独自の個性をもって発展してきた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」