世界大百科事典(旧版)内のMurat,G.の言及
【ナポリ王国】より
…99年の末ナポレオンはイタリアの再征服を開始し,マレンゴの戦でオーストリア軍に勝利してその支配を確実にした。フェルディナンド4世は再びシチリアへ亡命し(1806),ナポリ王国はジョセフ・ボナパルト(1806‐08),続いてミュラGioacchino Muratが支配した(1808‐14)。この〈フランス支配時代〉にフランス革命の主要な成果である,封建制の廃棄,教会財産の売却,行政・司法・財政組織の改革などがナポリ王国でも行われた。…
※「Murat,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」