Nēleus(その他表記)Neleus

世界大百科事典(旧版)内のNēleusの言及

【アテネ】より

…崩壊した諸王国の住民が大挙してアッティカ領域内に移動して,この地方の人口が異常に増大した。そして伝承によれば,在来のアテネ王家に代わって,ピュロス王家のメラントスMelanthosという移住者がアテネ王となり,その孫の一人ネレウスNēleusは膨張したこの地の住民の一部を率いて,海路イオニアに植民し,他の一人メドンMedōnはアテナイの王位を引き継いだという。メドンの血統をひく人々すなわちメドン家が以後,暗黒時代のアテナイを指導するが,その初期にすでに王政のあり方に重大な変化が生じていたらしい。…

【ミレトス】より

…小アジアのエーゲ海沿岸に建設された古代ギリシアのイオニア諸市の中で,最も南に位置した主要都市。伝説では最初クレタ人あるいはカリア人によって建設され,イオニア植民市としては,アテナイ王コドロスKodrosの子ネレウスNēleusがカリア人の手から奪取して,前11世紀に建設したという。前8世紀ころより海上交易を盛んに行い,前7~前6世紀に黒海沿岸とその付近にキュジコス,パンティカパイオン,オルビアなど多数の植民市を建設した。…

※「Nēleus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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