世界大百科事典(旧版)内のnūral-anwārの言及
【スフラワルディー】より
…そこで,真理の全容を認識するには,真理の象徴である現象の分析法を根本的に変革する。彼は古代イランのゾロアスター教の光明と暗黒の二元的世界観から霊感を得て,全宇宙の諸現象を〈光の光nūr al‐anwār〉と名づけられる至上の神的本質の発光の階層的発現相とみなす。かくして各層に発現する光は,その強弱に応じそれぞれ小宇宙を形成する。…
※「nūral-anwār」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」