世界大百科事典(旧版)内のNationalLibraryfortheBlindの言及
【点字図書館】より
…1954年から点字図書,61年から録音図書作製費として国庫補助が開始されて以来,公費委託作製の図書が全国公私立点字図書館に配布されるようになったが,今なお年間作製図書の大半は点訳・朗読奉仕者の善意によるものであり,財政的にも募金に依存する現状である。 イギリスでは,全国盲人図書館National Library for the Blind(略称NLB)と学生図書館,録音図書館を経営するイギリス盲人協会(RNLB)の二つの民間施設がおのおの機能を分担し,国や地方当局の財政援助も受けて効果的なサービスを行っている。これに対しアメリカでは国会図書館が各地域図書館と緊密な協力のもとに,全国の盲人その他活字書利用困難な身体障害者に対し,連邦予算をもって点字・録音図書の作製および点字図書,録音テープ,トーキングブックならびに録音再生装置の貸出しを行っている。…
※「NationalLibraryfortheBlind」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」