世界大百科事典(旧版)内のNationalSpeleologicalSocietyの言及
【ケービング】より
…また,鍾乳石や棲息生物,地下水など,洞窟の自然を保存,保護することはケーバーの鉄則である。 組織化,目的化された探検としてのケービングが始まったのは19世紀半ば以降であるが,その確立は20世紀に入ってからのことであり,世界的なケービング組織であるアメリカ合衆国のNational Speleological Societyは1941年に設立されている。日本におけるケービングの普及・発展は50年代からで,上野益三や山内浩らによる洞窟地下水研究会や四国ケービングクラブなどの組織活動のほか,ケービングの百科事典ともいえる《British Caving》(1953)の影響が大きい。…
※「NationalSpeleologicalSociety」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」