世界大百科事典(旧版)内のNectophrynoidesの言及
【カエル(蛙)】より
…これら地上生の種類は水辺にすむものより体内の水分消耗に耐えられる。 卵胎生のアフリカ産コモチガエル類Nectophrynoides以外はすべて卵生で,体外受精を行う。繁殖期の雄には,第1指に婚姻瘤(こんいんりゆう)と呼ぶ肉質隆起を生じ雌を抱接するが,抱接型には一般的な腋下(えきか)型のほかに,胸部・腰部抱接型がある。…
【ヒキガエル(蟇∥蟾蜍)】より
…卵は小さく,1匹の雌が多いものでは1~2万個を産卵する。アフリカのコモチヒキガエル属Nectophrynoidesは体長2~3cmと小型で,カエルでは唯一の卵胎生であり大きな子を100匹ほど産む。 ニホンヒキガエルBufo japonicus japonicus(英名Japanese toad)(イラスト)は俗称ガマ,ヒキ,オヒキなどと呼ばれ,本州,四国,九州の平地から山地にかけてふつうに見られる。…
※「Nectophrynoides」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」