世界大百科事典(旧版)内のNeosaussurianismの言及
【構造言語学】より
…ほかに詩的言語(詩学),文の現実的区分(伝達目的による機能的区分――FSP(Functional Sentence Perspectiveの略))などの分野でもパイオニアとなった。(2)コペンハーゲン言語学サークル(1934創立)はソシュールの記号学的側面の完成を意図したL.イェルムスレウによる言理学glossematicsを特色とし,新ソシュール主義Neosaussurianismとも呼ばれた。数学的抽象化による論理的文法を追求し,言語以外の手段を含むコミュニケーション記号の一般理論を目ざし,機械翻訳のためのメタ言語の設定の理論も開拓した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」