世界大百科事典(旧版)内のNiethammer,F.I.の言及
【人文主義】より
… ところでヒューマニズムということば自体は,かなり新しい造語である。1808年にドイツの教育哲学者ニートハンマーFriedrich Immanuel Niethammer(1766‐1848)が,その著書のなかで用いたドイツ語フマニスムスHumanismusが嚆矢(こうし)とされる。彼は当時の自然科学偏重の時流に抗して,〈人間性〉を回復し,〈全人格の形成〉を目ざす学問の重要性を唱え,古典を媒介とする教育によってこれを実現しようと呼びかけた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」