世界大百科事典(旧版)内のnominalscaleの言及
【分類】より
…間隔尺度とは数値の差が意味をもつ尺度(たとえば℃で表した温度)をいい,比率尺度とは絶対原点をもつ間隔尺度(たとえばKで表した温度)をいう。尺度にはこのほかにも,大きさには意味がないが大小関係には意味がある順序尺度ordinal scale(たとえば身長の順位)や,性別,職業のように,数値で表したとしても,その大きさや大小関係には意味がない名義尺度nominal scale(たとえば郵便番号)がある。対象を特徴づける要因が量的な変量としてではなく,順序尺度や名義尺度をもつ質的なデータとして与えられている場合に,数量的評価を与え分類を可能にする手法として,数量化理論の数量化III類,IV類,最小次元解析(SSA:small scale analysis),多次元尺度構成法などがある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」