世界大百科事典(旧版)内のnucleolusの言及
【染色体】より
…動原体を欠損した染色体はいずれの移動も行いえず,細胞質にとり残されて消失するし,二つ以上動原体をもつ染色体は後期移動において,それぞれの動原体が機会的に移行する極を選択するため,高い頻度で染色体橋を形成し,そのため,切断したり細胞質にとり残されたりする。(3)仁形成体 仁nucleolusと呼ぶ球形の小構造が中間期の核に見られる。この仁は特定染色体の仁形成体と呼ぶ部位に付着していることが,細胞分裂前期または後・終期の核の観察によって確かめられる。…
※「nucleolus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」