Oinōnē(その他表記)Oinone

世界大百科事典(旧版)内のOinōnēの言及

【パリス】より

…誕生時,この子は将来,国を滅ぼすだろうとの予言があったため,イダ山中に捨てられたが,羊飼いに拾われて育ち,成人後,王子として認知された。のち,最も美しい女神の誉れをめぐるヘラ,アテナ,アフロディテ3女神の争いの審判をゼウスに命じられたとき,世界一の美女との結婚を約束したアフロディテに勝利を宣した彼は,それまで妻としていたニンフのオイノネOinōnēを見捨て,女神の加護のもとにスパルタ王メネラオスの后ヘレネを誘拐した。これが原因となって起こったトロイア戦争では,彼はメネラオスと一騎打ちをしたほか,ギリシア方最強の英雄アキレウスを射殺したが,フィロクテテスにヘラクレスの毒矢を射あてられ,治療法を知るオイノネのもとに帰ったものの,彼女に治療を拒まれてそのまま落命したという。…

※「Oinōnē」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む