世界大百科事典(旧版)内のOpusAnglicanumの言及
【イギリス美術】より
…中世以降イギリスはフランドルと共に織物業の中心として栄えた。特に13~14世紀には絹に金糸の刺繡をほどこした豪華な織物が〈イギリス製品Opus Anglicanum〉としてヨーロッパ各国に輸出され,これで作った法衣を愛用したローマ教皇もいた。また〈バイユーのタピスリー〉と呼ばれる刺繡壁掛けは,バイユーの司教のため1066‐77年ころカンタベリーで作られたといわれるもので,全長約20mに及ぶ。…
※「OpusAnglicanum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」