世界大百科事典(旧版)内のOrlov,G.G.の言及
【エカチェリナ[2世]】より
…ドイツのアンハルト・ツェルプスト公家に生まれ,1745年ロシア皇太子ピョートル(3世)に嫁し,62年宮廷革命で即位した。若いころからの派手な愛情生活で知られ,34年の在位中も近衛士官で宮廷革命の功労者オルロフG.G.Orlovをはじめ10人の公式の愛人をもったが,彼らに政治をまかせることはなかった。即位直後,外交官出身の有力政治家パーニンN.I.Panin伯が常設の諮問機関の設置を示唆したが,君主専制を志向する女帝はこれを退けた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」