世界大百科事典(旧版)内のpackcarburizingの言及
【浸炭】より
…なお,浸炭によって造られた鋼を肌焼鋼という。(1)固体浸炭法pack carburizing 一般には木炭の粉に促進剤として約20~40%の炭酸バリウムBaCO3,炭酸ナトリウムNa2CO3および粘結剤を混ぜて粒状にし,普通鋼あるいは耐熱鋼製の浸炭箱に被処理物と一緒に詰め,粘土などで密閉して,浸炭箱とも炉中で850~950℃に数時間加熱保持する。表層に炭素濃度の濃い部分ができるが,芯部の炭素量はほとんど変化しない。…
※「packcarburizing」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」