世界大百科事典(旧版)内のpalstaveの言及
【青銅器】より
… いま一つ別の着柄法は,東アジアの有段石斧と同工の手法で,斧頭の中央に段をつくり出し,使用時の衝撃をおさえ,柄との密接な結縛に供するものである。この種のくふうをもつ青銅斧を英語圏ではポールステーブpalstaveと一語で呼ぶが,ドイツ語・フランス語圏では〈かかと付の斧〉と形容している。かかととは,段の刳(く)り込みのことで,ここに柄の下端が当てられるのである。…
※「palstave」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」