世界大百科事典(旧版)内のPanteleev,A.I.の言及
【児童文学】より
…そのうちでマルシャークは第一人者として,《12の月(森は生きている)》(1943)のような劇やたくさんの童謡を発表している。ソ連の写実的な児童向きの小説は,A.P.ガイダールの《革命軍事会議》(1926)とパンテレーエフA.I.Panteleevの《金時計》(1928)あたりで形づくられた。 スターリン体制下でも,ボロンコワL.F.Voronkova,ムサトフA.I.Musatov,ノソフN.N.Nosovらが子どもの生活を描いたが,1966年のフロロフV.Frolov《愛について》に至って少年の現実生活を描いて間断するところがなくなった。…
※「Panteleev,A.I.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」