世界大百科事典(旧版)内のParaprionospiopinnataの言及
【シズクガイ(雫貝)】より
…北海道南部から九州に分布し,湾内の潮間帯から水深50mくらいの泥底に分布する。ゴカイ類のヨツバネスピオParaprionospio pinnataとともに酸素の欠乏にたいへん強く,湾の奥のもっとも環境の悪い水質のところにすむ。陸上からの廃水などで海域が汚染して酸素が欠乏するとだんだんと分布を広げるので,海域汚染の目印とされる。…
※「Paraprionospiopinnata」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」