Pardo,A.(その他表記)PardoA

世界大百科事典(旧版)内のPardo,A.の言及

【海洋開発】より

…このIOCに対する科学分野の諮問機関としてSCOR(Scientific Committee on Oceanic Research)がIOC設立当初から協力しているが,工学分野の諮問機関として72年にECOR(Engineering Committee on Oceanic Resources)が組織された。 1967年,マルタの国連大使パルドArvid Pardoが当時注目されはじめていた海底のマンガン団塊を指して,一部の先進国によってこの種の資源開発が独占されることを憂い,〈深海底とその資源はすべての人類にとって共有の遺産と考えるべきである〉旨の演説を国連で行い,70年にはこの主旨が国連の決議として採択されるに至った。これらを受けて海洋をめぐる国際法を見直す気運が生じ,73年には領海,大陸棚,経済水域,深海底資源などについて新しい海洋の秩序の樹立を目指して第3次の国連海洋法会議(UNCLOS,United Nations Conference on the Law of the Sea)が開かれ,長期にわたる討議が始まった。…

※「Pardo,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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