世界大百科事典(旧版)内のParker,E.N.の言及
【太陽風】より
…太陽風の流速はこのセクターの境界では300km/s程度と遅く,その中間では700km/sに達する。太陽風についてはパーカーE.N.Parkerがすい星の尾が吹き流される現象の説明のために,人工衛星の上がる直前に基本的な理論的説明を与え,これが人工衛星によって検証されるという劇的な発見史をもつ。太陽面からの脱出速度は600km/s程度で,これより小さい速度で投げ出された物体は重力で引き止められて再び太陽面に落下してしまうはずである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」