世界大百科事典(旧版)内のParker,S.L.の言及
【密度効果】より
…続いて,ベルギーの数学者フェルフルストP.F.Verhulst(1804‐49)が,人口増加はS字型(シグモイド)曲線を描くことを示して定式化し,1845年にそれをロジスティック曲線と名づけた。 これとは別に,アメリカにおける人口増加率を調べる過程でロジスティック式を見いだしたパールR.Pearl(1879‐1940)は,実験個体群での検証を試み,1922年に個体群密度が増加するにつれてキイロショウジョウバエが産卵数の減少と死亡率の増加を引き起こし,結果的に個体群増加はロジスティック曲線を描くことをパーカーS.L.Parker(1895‐?)とともに明らかにした。これが事実上最初の密度効果の実験的証明である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」