世界大百科事典(旧版)内のParthenopēの言及
【ナポリ】より
…市の人口は121万0503(1981)で,ローマ,ミラノに次いで第3位だが,ナポリ湾岸の小都市群とともに人口300万の巨大都市域を形成している。
[歴史]
古くは,海中に身を投じたセイレンの一人パルテノペの死体が流れつき,その墓がたてられた場所ということでパルテノペParthenopēとよばれた。ナポリの名はギリシア人がこの地に植民市を建設し,ネアポリスNeapolis(〈新市〉の意)としたことに由来する。…
※「Parthenopē」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」