世界大百科事典(旧版)内のPeired'Alvernheの言及
【トルバドゥール】より
…晦渋(かいじゆう)な〈密閉体〉の始祖マルカブリュを除き,3人ともわかりやすい表現を用いた〈平明体〉の詩人である。(2)1170‐1220 トルバドゥール芸術の黄金時代で,〈密閉体〉ないし,きわめて技巧的な〈芸術体〉を駆使した詩人として,ペール・ドーベルニュPeire d’Alvernhe,ランボー・ドランジュRaimbaut d’Orange,そしてダンテの賞賛したアルノー・ダニエルがあげられる。しかし平明でかつ最高の詩人・作曲家は,リムーザンのベルナール・ド・バンタドゥールBernard de Ventadourであった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」