世界大百科事典(旧版)内のperiodicacid-Schiffreactionの言及
【基底膜】より
…細胞膜や,細胞内の膜とはまったく構造的に異なるので基底板basal laminaとよばれることが多い。厚さ約500~1000Åで,ムコ多糖類,膠原(こうげん)細繊維を含み,銀染色で黒く染まり,糖質の染色法である過ヨウ素酸シッフ反応periodic acid‐Schiff reaction(別名PAS反応)では桃色に染まる。電子顕微鏡でみると,上皮細胞の細胞膜にそってその下に一定の間隔を隔てて中等度の電子密度のぼんやりした構造物として認められる。…
※「periodicacid-Schiffreaction」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」